医者は知らない側弯症の真実~遺伝子がどのように側弯症に作用するか~
2024/10/17
こんにちは加島です。
前回は⦅医者は教えてくれない~側弯症の原因~⦆
について解説しました。
今回は⦅医者は知らない~遺伝子がどのように側弯症に作用するか~⦆
について解説していきます。
前回の内容もそうですが、今回の内容はさらに有料級の情報です。
今回の内容は、医者は絶対に教えてくれませんし知らないと思います。
側弯症の名医と呼ばれる先生は、側弯症の手術の名医というだけで、側弯症の知識があるわけではありません。
このブログを読まれるあなたは名医より側弯症の知識が身に付きます。
まず今回ブログの本題の前に基礎知識を学んでいただきます。
・椎体 椎骨ひとつひとつにはリング状になっている部分がありその部分のこと
・椎間板 椎体の間でクッションの役割をしている軟骨組織のこと
・終板軟骨 椎間板の上下端にある1mm程度の軟骨板で椎体の前後にある椎間板を支える役割をもつ
・LBX1 側弯症に一番関与している遺伝子
・インテグリン 細胞外マトリックス(細胞の増殖、分化、形質発現を制御する多様な情報が書き込まれた情報超分子システム)の受容体として細胞と細胞外マトリックスの細胞接着をさせるタンパク質
遺伝子がどのように側弯症に作用するか
いくつかの遺伝子が関与して椎間板の高さ(成長)の左右差を生じさせます。
まず、LBX1の突然変異が起こり、細胞死の誘導が行われます。
ここで死んでしまう細胞は、椎間板軟骨細胞と終盤軟骨細胞です。
これにより、終盤軟骨の役割である、椎間板を支えることができなくなります。
その結果、過重ストレスを椎間板や椎体が受けるようになりインテグリンが減少します。
その結果、側弯症が完成してしまいます。
LBX1の当然変異
↓
細胞死
↓
過重ストレスでインテグリン現象
↓
側弯症発症
これは、背骨の片側にしか起こりません。
なので片方の椎間板や椎体だけが成長せず、側弯症になってしまします。
ここまでは側弯症の発症までの話です。
ここから側弯症がどのように進行していくか完成していくかは次回のブログでお伝えします。
側弯症は一般的な疾患と違い、遺伝子が関与し治るものではありません。
しかし、この側弯症の発症までのプロセスを知っているからこそ、保存療法で対処できるものもおおくあります。
手術しか方法がないわけではありません。
次回も楽しみにしていてください。
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品川で側弯症に対応する施術
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