東京脊柱専門整体院

肩こりの歴史②

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肩こりの歴史②

肩こりの歴史②

2024/09/23

こんにちは!東京脊柱専門整体院です!

 

今回は前回の続きということで肩こりの歴史についてお話していきます!

 

前回は江戸時代までのお話をしました。

 

 

近代における肩こりの認識

 

日本において「肩こり」という言葉が初めて文献に登場したのは、明治時代のことです。

 

明治時代に活躍した文豪、夏目漱石が「肩が凝る」と表現したことで、この症状が広く認知されるようになったとされています。

それ以前も、肩こりに相当する症状は存在していたものの、具体的な用語やその症状が広く知られていなかったと考えられます。

 

 

産業革命と肩こりの増加

 

19世紀から20世紀にかけて、産業革命の影響で労働環境が大きく変わり、肩こりのような筋肉の疲労やストレスに関連した症状が増加しました。

 

特に、織物工場や製造業では、従業員が一日中座ったり、立ったりして同じ動作を繰り返すことが多く、これが肩の筋肉の疲労を引き起こしました。

 

長時間の同一姿勢は、筋肉の緊張や血行不良をもたらし、肩こりを引き起こす要因となりました。

この時期から、肩こりは労働者に多く見られる症状として認識され始めました。

 

また、オフィスワークが普及すると長時間のデスクワークや機械作業が日常的になり、

筋肉の緊張や姿勢の問題が増え、肩こりを引き起こす要因が更に増加しました。

 

人類の生活環境の変化とともに肩こりで悩む方は増えていることがわかりましたね。

 

次回は最後現代における肩こりの現状についてまとめていきます。

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